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美容業界の現状と未来についての考察

2016.10.2  コンテンツからのお知らせ

現役美容師として、美容室経営者として

美容業界についての日々の考察を書いてみよう!

美容師も美容室ユーザーも、薄々気づいているものの、この増えすぎた美容室の実態を見ると驚愕の事実が。。。

きゃ〜〜〜!

間も無く、全国の美容室件数は24万軒に到達しようとしている。

全国のコンビニの軒数が約5万軒だから、コンビニの4.8倍の軒数にあたる。

美容師の人数も、45万人を遥かに超え、50万人に到達する勢い。

是非、下の図も見ていただきたい。

美容師が増えすぎて、日本人の人口で割ると、美容師一人当たりの客数が145人。

美容室が増えすぎて、美容室一軒当たりの客数が270人。

しかも、様々な企業がとったデータから、日本人女性の平均来店周期は、3.7ヶ月。

(年間3回しか美容室に行かない) 

そーすると!

美容師一人当たりの客数が

36人/月!

(1日1人ぐらいという状況。。)

ガーン!!!

どうよ?!この現実。

どこの美容室も、リクルート活動も新規集客も超氷河期!

若い美容師は、頑張ってスタイリストデビューしても、お客様がいない…

お店は、頑張ってホットペッパービューティーに代表されるような広告を掲載しても、お客様が来ない、あるいは、リピートしない…

20代・30代の伸び盛りに、スタイリストとして経験を積めない美容師。

そんなんじゃ、巧くなれるはずがない!!

そしてお客様のニーズは多様化するし、要求レベルはどんどん高まる。

僕が若い頃と比べたら、勉強しなきゃいけないジャンルはどんどん広がっている。

その分、一つ一つの分野の理解が浅くなる。。

お客様側は、『こんな風になりたいのに…』と思っても、叶えてくれる美容師になかなか巡り会えず…

だったら、前髪くらいは自分で切っちゃえ!

カラーに行かず自分で根元を染めよう!

こんなふうに、負のスパイラルが進んでいる気がする。

現状、打開策は見えず…

「混沌とした業界」という見立てをする人がほとんどだ。

こうして書き連ねていても着地点が見当たらない。

ただ!

間も無く創業11年。

法人としては10期目。

広告に頼ることなく、絶賛チャレンジ中!

(最近はホットペッパービューティーに載っていないことがちょっと自慢になってきた!笑)

どんな新しい取り組みを始めたのか?!

続きはまた!